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改善事例

61歳/男性・要介護1

機能回復とともに 気持ちも大きく変化した一例

http://youtu.be/i8ju_7tDwpg

●要介護の原因
くも膜下出血後、後遺症として高次脳機能障害


●この改善事例のポイント

  • 体力測定の結果は、ご利用者さまのリハビリ意欲を向上させるきっかけとなります。
  • 機能回復に伴い、大きく気持ちの変化が見られた事例としてご紹介します。

●リハビリを始めたきっかけ
立ち上がりや、歩行時の転倒の危険性を軽減させて、歩行の安定を図りたいと思いました。
また、高次機能障害であるがゆえに、歩行障害が出るのではないか、空間認識ができなくなるのではないか、という恐怖感を常に持っているので、その恐怖感も払拭したいと考えました。

●リハビリを始めてから・・・
散歩に行くようになり、買い物もしています。また、外出の機会ができたことで、送迎の際も町中の様子に関心を持って話をされるようになりました。


平成27年8月6日 平成27年11月3日
Timed UP & GO 11.16秒 10.06秒
開眼片足立ち 11.41秒 6.32秒
握力 右:28.8 kg 左:24.6 kg 右:31.7 kg 左:30.0 kg
ファンクショナルリーチ 21.0cm 23.0cm
長座位体前屈 22.0cm 27.0cm
30秒間足踏み 28回 30回
水分摂取量の変化 900ml 720ml
主訴の変化 安定した歩行がしたい。 ご家族様より歩行は安定してきている。
現在は立ち上がりをもっとスムーズにしたいとの主訴に変わっている。
生活状況等の変化 緊張のせいか口数が少なく手持無沙汰になると顔や鼻等をいじる行為がおおく見られる。 周囲の方々とよく話をするようになり、様々な部位をいじることは少なくなった。

ご利用当初は、緊張されていたせいか、落ち着かない様子で爪を噛んだり、黙っておられることが多かったのですが、今はご自分から積極的に話しかけたり、他のご利用者さまがびっくりされるくらい大きな声を出して、マシンのカウントを行うようになり、笑顔もよく見られるようになっています。
行動変容により気持ちが前向きになって、機能回復につながったものと思われます。
当事業所でリハビリを継続していく中、歩行に自信を持てるようになったためか、最近は奥さまと少し遠くまで散歩に出掛けられるようになって、家の近所だけではなく、散歩ルートのお店にも買い物へ行けるようになっています。
事業所では、テレビを見るだけの時間などがないよう、スタッフが話を振ったり、話に巻き込んで輪を広げるアプローチをするなど、改善により寄与することを心掛けておりますので、新たな改善につながりますよう、さらにコミュニケーションを大事に取り組んでいきたいと思います。
トレーニングや散歩のアドバイス、ご利用者さまの立場に立った真心の接遇を心がけ、引き続き、ご利用者さまの改善をサポートしていきたいと思います。

(リハプライド・門真)

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