リハプライド 鎌倉

神奈川県・鎌倉市

疾患ごとのリハビリ効果

・脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)による後遺症のリハビリ

 脳卒中で片麻痺になると、麻痺した側の手足は筋肉の緊張が異常に高まり、かたくつっぱったようになります。これは脳から手足にいたる神経が断たれて正常な動かし方ができなくなることに加え、筋肉の緊張をコントロールする神経メカニズムの働きが失われ、強い緊張状態におかれることによって生じます。この筋肉の緊張を弱めることで効果が表れます。マシンを本人が動かせる範囲は本人に、それを超える範囲は介助して動かすことで麻痺のない側と同じ範囲の運動を行い、屈筋と伸筋の相互作用を起こして筋肉の緊張を正常化させることで効果を出すことができるのです。

 筋肉トレーニングではありません!動作性の低下は筋力低下が原因ではなく全身の神経筋システムの不活動化であるとの考えから全身各部の使っていない筋を再活性化することを目的とした運動リハビリプログラムです。

 医療先進国ドイツの厳しい認証を獲得した日本で唯一のメディカルフィットネスマシンを採用しています。

・パーキンソン病・症候群のリハビリ

 パーキンソン病の患者さんは、薬をのんでしばらくすると体の動きが良くなり時間が経って効果が切れると体が動かなくなる、というon-off現象を反復する。offの状態からマシントレーニングで10分間の間にonの状態になることが確認されている。ドーパミンは筋肉が柔軟さを保つのに必要な物質である。パーキンソン病は脳内のドーパミンの欠乏によって起こる病気であることも古くから知られている。off状態のパーキンソン病の人がたった10分ほどのパワーリハビリでonの状態になったのは、この物質の放出によるものである。筋肉が活動するというのは、そこに多様な化学物質が放出されることを意味している。

・脊柱管狭窄症のリハビリ

 腰痛の治療で、最も重要なのが運動療法です。腰椎の負担を軽くする為、背骨を支える腹筋、背筋、殿筋を活動筋に変えて、自身の筋肉で"コルセット"を形成しましょう。6台の医療用トレーニングマシーンを用いたパワーリハビリテーションであれば、状態に合わせた負荷設定で、どなたでも無理なく全身の筋肉を活性化出来ます。

・圧迫骨折のリハビリ

 その痛みから、活動性が大幅に低減されます。活動性の低減は、運動機能低下だけではなく精神バランスも崩し、落ち込みやすくなります。6台の医療用トレーニングマシーンを用いたパワーリハビリテーションであれば、状態に合わせた負荷設定で、痛みを刺激する事なく運動が出来ます。

・認知症予防のリハビリ

 パワーリハビリは、不活動状態にある筋肉や神経をもう一度、活動状態に戻すトレーニングである。不活動状態にある筋肉が収縮するときには、神経接合部より大量のアセチルコリンが分泌することが知られている。アセチルコリンの欠乏は、記憶や見当識を低下させるといい、認知症の治療薬として使用されているアリセプトは、神経筋接合部で分泌されたアセチルコリンを分解する酵素(コリンアステラーゼ)を阻害し、その作用(分解)を止める働きをするという。

 パワーリハビリは体力・活動性を改善することはもはや明らかである。また、"認知"とは自分のおかれている状況を認識し・理解し・判断する総合的な精神の働きを示している。この認知症は、身体の活動性によって大いに影響される。私たちも、疲れているときには注意力が散漫になって大切なものを見落とし、状況判断を誤ることはしばしば経験する。パワーリハビリが認知症に効果がある理由は、この身体的活動性の向上も考えられる。

・うつのリハビリ

 古くから軽い運動をすると体内(脳)に「セロトニン」が増え、これが情緒を安定させ気分をよくすることがわかっていた。食物中に含まれるトリプトファンは腸で吸収され、脳に到達してセロトニンに転換する。セロトニン自体に情緒・気分への作用があるほか、パワーリハビリによって神経筋接合部より放出されたノルアドレナリン、ドーパミンが加わると強力な「抗うつ剤」となるのである。うつ病治療薬もこれを応用している。

 パワーリハビリ3~4週間目から見られる気分の変化は、体内で自然に生まれたこの「うつ病治療薬」によるものと考えられている。パワーリハビリは、うつ病治療薬を自らの体内で生産し作用させるが故に、明るさが戻り、動作や体力の改善と相乗的に作用して自信の回復につながり、行動変容へと発展させる。

 抗うつ作用は、認知症の改善にもきわめて大きな作用を発揮すると考えられている。

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