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☆痛風と高尿酸血症☆

2021/10/08

管理者の中野です！
残暑厳しい時期が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
本日ははビールや炭酸飲料が美味しくなる今の時期に気を付けて頂きたいニュースをお伝えいたします♪

1.今や年齢は関係なし、生活習慣が尿酸値を上げる
血中の尿酸値が上昇することで引き起こされる関節炎がいわゆる「痛風」です。尿酸とは食事で摂った、あるいは体内で生成されたプリン体が代謝されたものです。痛風の前疾患である高尿酸血症患者は推定で全国1,000万人以上と言われています。無症候性のため、大変恐ろしい疾患です。

○発症のピークは若年化傾向！生活習慣の見直しが重要!!
上記グラフは痛風による通院数を示したものですが、年々増加傾向にあります。また以前は中高年男性の発症が多い疾患でしたが、現在は食生活の欧米化に伴い、発症ピークは30代とも言われています。若年層～高年層まで幅広い世代の方に、食生活の見直しや内臓脂肪蓄積予防の為の運動が大変重要な時代になっていることが分かります！

2.尿のアルカリ化は意識して行うことが出来る
痛風患者や高尿酸血症の方の尿は酸性に偏りやすい傾向にあります。これを是正するには服薬治療だけではなく「食事療法」や「運動療法」にて尿のアルカリ化を目指すことが好ましいと言われています。

○「食事療法」による改善

尿酸は人体にとっては「抗酸化物質」の一種であり、紫外線による酸化障害から身を守るためには必要な物質でもあります。上記の食材をバランスよく摂取することが大切です♪(主婦層の方、要チェックです!!)

○「運動療法」による改善
高負荷の筋力トレーニング等で内臓脂肪を減らすことも勿論効果的ではありますが、運動強度が高すぎると筋肉内でも尿酸が多く生成されるというデメリットも生じます。適度な負荷の筋力トレーニングや有酸素運動を行うことが推奨されています☆

3.高尿酸状態が持続すると...？
尿酸が細胞内で増えすぎると心血管障害、腎障害、インスリン抵抗性による糖尿病など様々な疾患リスクが上昇します。身体に異常を来してからではなく、無症候のうち、もしくは健康な身体機能を維持出来ているうちから食事・運動習慣の改善を心がけましょう(^^)

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