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片足立ちのコツ
2023年06月13日
こんにちは、リハビリトレーナー永田です。
梅雨に突入し、毎日空とにらめっこ...。湿度も高く不調な日が続いている方も多いのではないでしょうか?
気圧の変化で自律神経が乱れ、頭痛や関節痛、体がだるいなど、憂鬱な気分でスッキリしないですよね。
通所するのも面倒になる方もいらっしゃると思います。
そんな日こそ!ここへ来て、少し体を動かすこと。おしゃべりすること。クロスワードすること。
無理して運動せずとも、来ることで気分も変わりますよ!!
さて、今日は体力測定でもお馴染み。
『片足立ち』のお話です。
体力測定時、これ苦手...できない。そんな声がよく聞かれます。
ではなぜ?片足立ちができないのか?考えみましょう。
(病気や怪我など身体的問題により不可能の方は除きます。)
片足立ちが苦手な方は
足の真上に骨盤や背骨など体幹がきちんと載せきれていない方が多いです。
脚の筋力がないから...と思っていませんか?
実は筋力があろうと、しっかり足の上に体重を乗せられなければ、ぐらついて片足で立っていることは不可能です。
〇体幹が足にうまく載せられない理由としては2つ!
①上半身の姿勢 ②脚の使い方 と言われています。
①上半身の姿勢
上半身はできるだけまっすぐ、背骨がS字カーブに近いほどよい
バランスをとろうと前屈みになり小さくまとまろうとする方が非常に多いです。
まずは姿勢をできる限りまっすぐにして臨みましょう。
②脚の使い方(意識の仕方)
脚の使い方というのは、立つ・歩くために不可欠な体の使い方です。
足の裏をおへそから遠ざけるようなイメージで立ってみましょう。
一度両手を上げながら背伸びをしてみてください。
この時、脚を腰骨あたりから下に向かって伸ばすイメージで行うと、骨盤の真下に足がくる ようになります。
〇中臀筋の衰え
片足立ちでふらつきが強い方は中臀筋の衰えが考えられます。
両手をお尻の外側に手を当てて、支えながら片足立ちしてみると安定する方は
お尻の外側の筋肉(中臀筋)を鍛えることで片足立ちが安定するかもしれません。
<中臀筋の鍛え方>
[ 脚を横に上げる運動 ]
手すりなどにつかまり、まっすぐ立ちます。
つま先を前方向のまま、脚を横にゆっくり上げる、おろす
[ ゆらゆらペンギン ]
手すりなどにつかまり両足広めに開き立ちます。
膝を伸ばしたまま、左右に重心を乗せ替えながら動きます。
足にしっかり重心をのせること、中臀筋を意識すること!
これで次回の片足立ち測定はレベルアップするかもしれませんよ(; ・`д・´)
YUKIKO('ω')ノ