http://youtu.be/DJsiPpTRX0Q
●要介護の原因
脳出血・左片マヒ、胸椎圧迫骨折、腰椎圧迫骨折
●通所回数
週1回利用(リハプライド)
※週3回、他のデイサービスを利用
●個別機能訓練
上肢および下肢体操
●この改善事例のポイント
●通所する前は・・・
平成20年4月に脳出血し、左上下肢マヒが残る。平成25年3月に胸椎圧迫骨折を発症。平成27年12月に腰椎圧迫骨折。平成28年12月には急性大動脈乖離で緊急手術を受け、同月に再び腰椎圧迫骨折。平成29年11月に胆のう炎で入院して、平成30年1月に退院。退院後、「左マヒ側のリハビリがしたい」というご本人の意向があったので、主治医の了承をいただき、同年2月より通所を開始する。通所前、自宅内では車イス、外出時は4点杖中心の生活をしていた。
●課題およびケアプラン
・活動量の増加 | ⇒ | 自宅近くの浄水場まで、ご主人の見守りの中、一緒に散歩することを提案する(往復200m)。 |
・屋外歩行移動 | ⇒ | 杖を使用し、ひとりで15分以上、歩けるようになる。そのために、下肢系マシン(レッグプレス、レッグエクステンション)×3セットを継続して実施。必要に応じて負荷の見直しを行う。また、個別機能訓練では下肢体操を実施する。 |
・左腕の痛みの緩和 | ⇒ | 上肢系マシン(ローイング、チェストプレス)×3セットを継続して実施。必要に応じて負荷の見直しを行い、個別機能訓練では上肢体操を実施する。 |
●パワーリハビリ実施状況
ローイング | 2.5㌔ 1セット → 3セット |
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レッグプレス | 7.5㌔ 1セット → 3セット |
チェストプレス | 2.5㌔ 1セット → 3セット |
ヒップアブダクション | 2.5㌔ 1セット → 3セット |
トーソフレクション | 2.5㌔ 1セット → 3セット |
レッグエクステンション | 2.5㌔ 1セット → 3セット |
●体力測定の変化
平成30年2月6日 (アセスメント時) |
平成30年5月8日 (約3カ月後) |
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Timed UP & GO | 17.4秒(杖あり) | 15.2秒(杖なし) |
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開眼片足立ち | 2秒(杖あり) | 2秒(杖あり) |
握力 | 右:15.5㎏(座位) 左: 0㎏(座位) | 右: 18.1㎏(立位) 左: 10.3㎏(座位) |
ファンクショナルリーチ | 30.5cm(座位) | 34.5cm(座位) |
長座位体前屈 | 29cm | 28cm |
30秒間足踏み | 29回(杖あり) | 28回(杖なし) |
水分摂取量の変化 | 270ml(デイ利用時) | 450ml(デイ利用時) |
利用時の変化 | 運動して帰ると体が軽くなり、歩きやすくなる。 | 通所するようになって、体調が良くなった。他のデイサービスで「足の力がついて来たね」と驚かれた。リハビリに対するモチベーションが非常に高い。 |
生活状況等の変化 | 自宅内は車イスの自走で、座った生活が中心。通所時は杖歩行(4点杖)。圧迫骨折(胸・腰)をしていたため、コルセットを着用している。 | 通所時、杖を持って来なくなった。ベッドからトイレまで、手すりを持たずに行けるようになった。靴下を自分で履けるようになった。 |
●考察