全国展開するリハビリ型デイサービス「リハプライド」

動かそう！肩甲骨！and みかんちゃん

2020/11/02

１１月です！朝晩がとっても肌寒く木々の葉が色づき、すっかり秋ですね～

ブログをご覧頂きありがとうございます！リハビリトレーナー永田です('ω')ノ

さて、今回は...寒くなってきた今こそ！肩甲骨を動かして肩こり・猫背を予防しましょう！！というお話です。

なぜ今なのか！？寒くなると無意識に肩に力が入りがちです。背中は丸まり肩は内側に入り、頭(顔)は前に突き出すような姿勢になります...つまりは無意識に猫背になり、首や肩に負担がかかります。さらには厚手の上着や重いコートを着ると、肩回りの筋肉の緊張状態が続き、血行が悪くなり老廃物も溜まっていくのです。この状態を放っておくと肩こりにつながります(; ･`д･´)
そんな肩回りの不調は『肩甲骨』を動かすことで軽減され予防にもなります！

そもそも『肩甲骨』とは背中の上部にある大きな骨！左右に羽のようについていて、腕の上げ下げや腕を回すといった腕の運動とほぼ連動しています。胴体とは直接つながっておらず、鎖骨でのみつながって宙に浮いているような状態なんです！なので肩甲骨周辺にはこれを支える為の筋肉が複数ついています。
なかでも肩こりに影響及ぼす代表的な３つの筋肉がこちら↓


●僧帽筋...首の後部から肩と背中に広がり肩甲骨を動かす大きな筋肉、同じ姿勢でいると疲労します。
●肩甲挙筋...頸椎(頭を支える骨)と肩甲骨をつなぐ筋肉で肩甲骨を上下させます。あまり動かさないと固くなります。
●菱形筋(りょうけいきん)...肩甲骨を内側に寄せる筋肉、姿勢が悪いと外側に引っ張られて疲労がたまります。

これらの筋肉はすべて肩甲骨とつながっているので、肩甲骨を動かすことで肩こりや猫背を予防できます(/・ω・)/

リハプライド勝田台でのマシントレーニングの一つに『ローイング』というマシンがあります。

このマシンでは座ってグリップをにぎり、姿勢を正し軽い負荷をかけながら肘を後ろに引くことで、肩甲骨を内側によせて動かしにくくなった肩甲骨周囲の筋肉を再活動させることができます。猫背を予防し胸が開き呼吸もしやすくなりますね！もちろん肩甲骨を効率的に動かせるので肩こりの予防にもなります！


さらに今回は自宅でも簡単にできるトレーニングを紹介します(´▽｀*)

やり方は簡単↓
①タオルを両手でつかんで引き合います、そのまま肩の高さまで腕をあげて肘を後ろに引いて肩甲骨をよせます。
深く呼吸をしながらゆっくり動かし繰り返しましょう！


②同じくタオルを持って両腕を上にあげ頭上にタオルを持ち上げます。そのままの姿勢を保ちながら頭上から後ろを通してタオルを下ろします。こちらも深い呼吸をしながらゆっくり動かすのを繰り返していきます！

※どちらも肩関節の柔らかさにより可動域が違いますので、無理のない範囲でタオルを持つ幅を変えていきましょう。


それから！肩甲骨のお話とは違いますが...(*'▽')
ご利用様ご家族のなかには『みかんちゃん』ってなぁに？？と思われている方も多いかと思いますので(笑)

個別機能訓練で導入された歩行器！通称『みかんちゃん』の紹介をさせてください！

こちらのみかんちゃん、歩行の安定を目指し日々ご利用者様を支えております！

このように両手を置き体を歩行器によせることで楽に姿勢を正し、歩行時の安定する重心位置をつかむことで歩幅が広がり、普段歩くことに不安のある方々も安心して歩行訓練が行えます。
いつまでも自分の足で歩き続けてほしい！そんなスタッフ一同の思いが『みかんちゃん』には込められているのです！！
なぜ『みかんちゃん』と呼んでいるのか？？それはこの歩行器の鮮やかなみかん色♪


以上長くなりましたが、今後もリハプライド勝田台ではご利用者様に寄り添ったリハビリとプライドを！提供していきます(∩´∀｀)∩

ＹＵＫＩＫＯ(*'ω'*)